出版社内容情報
著者は新聞・テレビなどで活躍する医学ジャーナリスト・松井宏夫。
日本人の死因第一位のがんについて、部位別に最新治療法や早期発見法、検査法などを解説。治療法別に定評あるのある名医・医療機関を紹介する。
《内容》
胃がん 大腸がん 肺がん 食道がん 乳がん 子宮頸がん 肝がん 前立腺がん 腎臓がん 皮膚がん 甲状腺がん 軟部肉腫
目次
胃がん―がん死亡者の中で、肺がんに次いで2番目に多いが死亡者は着実に減少している。
大腸がん―死亡者数は肺がん、胃がんに次いで多いが女性に限ると第1位で、年々増加している。
肺がん―がん死亡者のなかで最も多いのが肺がん。ただ早期発見される患者は確実に増えている。
食道がん―患者の男女比は6対1と圧倒的に男性が多い。早期に発見されるケースが増えている。
乳がん―日本人女性は生涯に16人に1人が乳がんに罹るといわれている。「がん検診」と「自己検診」が大切。
子宮頚がん―初期にはほとんど症状がないので早期発見には検診以外に方法はない。
肝がん―C型ウイルスとB型ウイルスの治療が飛躍的に進歩して、患者数は減少している。
前立腺がん―治る可能性が高いがんのひとつ。PSA検査で早期の患者が多く発見されるように。
腎臓がん―男性患者数は、女性の2~3倍多い。早期発見・早期治療が重要なポイントになる。
皮膚がん―皮膚がんには多くの種類があり年間1万人以上が発症すると推計されている。
甲状腺がん―患者数は4対1と女性が多いが、年齢による差は少ない。悪性度は低く、手術で治るケースが多い。
軟部肉腫―脂肪組織、結合組織、神経、筋肉、血管、リンパ管などの軟部組織にできる悪性腫瘍。
著者等紹介
松井宏夫[マツイヒロオ]
1951年富山県生まれ。中央大学卒。『週刊サンケイ』を経てフリージャーナリストに。最先端医療やがん医療を精力的に取材し、高い評価を受けている。名医本のパイオニアとして有名で、分かりやすい医療解説でも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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