「呼吸」力学―体の痛み・不調が消える！

井本 邦昭【著】

主婦と生活社（2013/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 120p／高さ 21cm
• 商品コード 9784391143782
• NDC分類 498.3
• Cコード C0077

出版社内容情報

呼吸とは、息（いき）ること。

大ベストセラー『人体力学』の著者・井本邦昭氏、初の呼吸本！

頭痛、肩こり、腰痛、慢性疲労、生理痛…体のあらゆる痛み・不調を解消する「人体力学」呼吸法を紹介しています。人は呼吸で、息（いき）かえることができるのです。

【Chart1 呼吸は体調のバロメーター】
・呼吸＝肺呼吸ではない
・「呼吸」の効果を科学的に検証する
・呼吸の大切さは江戸時代の禅師も知っていた　など
【Chart2 呼吸「原」論】
・細胞の酸素不足が体を硬直させ不具合のモトになる
・四季のリズムの乱れが体内に爆弾を作り出す！
・呼吸が硬直をゆるめて体への負担を調節する
・患部を活性化させて機能回復を早める　など
【Chart3 痛みが消える呼吸法】
頭痛、肩こり、腰痛、ひざ痛などの痛みを解消する呼吸法を紹介。
【Chart4 不調が消える呼吸法】
慢性疲労、冷え性、イライラ、動悸などの不調を解消する呼吸法を紹介。

内容説明

腰痛、生理痛、胃痛…１４の症状に対応！「人体力学」呼吸法をマスターすればあらゆる不調を解消できる！

目次

１　呼吸は体調のバロメーター（呼吸＝肺呼吸ではない；体が必要とするのは深い呼吸　ほか）
２　呼吸「原」論（細胞の酸素不足が体を硬直させ不具合のモトになる；四季のリズムの乱れが体内に爆弾を作り出す！　ほか）
３　痛みが消える呼吸法（頭痛の根本原因を探る―後頭下三角呼吸法；肩こりの根本原因を探る―胸鎖関節をゆるめる呼吸法　ほか）
４　不調が消える呼吸法（慢性疲労の根本原因を探る―脊椎行気法；手足の冷えの根本原因を探る―仙骨呼吸法　ほか）

著者等紹介

井本邦昭［イモトクニアキ］
１９４４年山口県生まれ。井本整体主宰。医学博士。朝日カルチャーセンター講師。５歳から、整体指導者だった父・良夫氏の手ほどきを受ける。その後、ヨーロッパで鍼灸を指導しながら、スイス、ドイツで西洋医学を学ぶ。帰国後、東京と山口で整体指導を続け２００４年８月、後進育成のため原宿教室、音羽教室を統合し井本整体東京本部（東京・千駄ヶ谷）を設立、現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[aloha0307]

冒頭の　生きることは息ること　にな～るほど。　深呼吸ではない、深い呼吸の章が特に参考になりました。息を入れずに下丹田を膨らませるのがポイントですね。　己が猫背気味であることがよく分かったよ。胸郭部をしっかり開いていこう！

2016/03/26

[きょう]

呼吸が浅い、血流が悪い等々の指摘をされることが多くて、久しぶりの井本本。脊椎のどこを使って呼吸するか、懇切丁寧に説明されています。ひとつ試してみると呼吸が長く続いて確かに気持ちいいので、自覚のある症状のもと思うと、…できません。使うべき箇所をココよね？と指さしたらコリコリで痛みます。ふだんストレッチしない関節がこんなに凝っていては、不調が出るはずと納得です。全身のためにやりやすい所からぼつぼつ試しつつ、マッサージから。

2023/12/23

[るい]

読後、体操を始めるのだけれど、しばらくすると忘れてしまい、不調になる。そうなってしまっても、また思い出し、体操を始められるようにしたい。毎晩落ち込み涙が止まらなかったのが、呼吸を整えるだけで、驚くほど落ち込まなくなってしまった。もともと猫背がひどいため、呼吸器は弱いと思われる。心とからだがいかに繋がっているか、改めて実感した。簡単な呼吸法だけでも良いから、毎日の習慣にしたい。

2016/10/01

[るい]

私は猫背だ。そして、呼吸が浅いせいでなったとも思える病気にもかかった。だから、この本に書いてあることはすべてうなずけた。深い呼吸をするだけで、体の痛みが消えるとは思いがたいけれど、姿勢や呼吸を治せば、大きく変わる気もする。呼吸の仕方を変え、体操をし、体を整え、健康に生きて行きたい。

2015/02/09

[デビっちん]

呼吸とは「息る」こと。細胞の酸素不足が体を硬直させ不具合モトとなる。体が必要としているのは、深呼吸ではない、無理なく全身にいきわたる”深い呼吸”。酸素と栄養が披露した部部へ行き渡ると、硬直の要の部分に呼吸を誘導し、十分な酸素を届けることで体のぱランスが整えられる。呼吸体内に通す３つのポイント①酸素が体内を通過するイメージを持つ②体の動きに合わせて「吸う」「吐く」を行う③息苦しくなるから不可呼吸が誘導される　一度自分の呼吸と向き合い、当たり前に気づく。気づいたことから、今の自分の呼吸を自覚する。

2015/03/01