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紙の王国のキララ

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27cm
  • 商品コード 9784391143409
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0097

出版社内容情報

文字を使うすべての人へ。

 言葉ってなんだろう。
 平和ってなんだろう。
 読むたびに、あなたの
 世界が変わります。

広島発“平和へのひと筆”プロジェクトに寄せられたたくさんの思いが、ひとつのカタチになりました。本文の文字はこのプロジェクトから生まれた「ピースフォント」で描かれています。

【あらすじ】
山と海に囲まれた町。主人公はその町を見下ろす山に住んでいたおばあさん。名前はハル。そのハルおばあさんが山の村から町へ降りてきた時から物語は始まります。

弟家族と暮らし始めたおばあさんは、テレビで戦争のニュースを見てから次々と不思議なことに遭遇します。電車に乗って見た、かつて町を滅ぼした戦争のような予知夢。そのすべてが謎かけのようで、昔の話や夢の話が混在する中、ハルおばあさんは出会う人や物と一緒に、だんだんと異次元の世界に迷い込むのでした。

そして戦時中爆撃機の爆音の下、今は亡くなったお父さんが語り聞かせてくれたいろいろな物語を思い出します。その中の一つに「紙の国」の話がありました。そこはすべての言葉が文字として記録されていく国。集まってくる意味を持ったたくさんの言葉で人々が平和で楽しく暮らせる国だったのです。

ところがそれを阻もうとする意味管理局という敵対勢力が現れ、言葉をどんどん消していきます。いつしかおばあさんはその戦いに巻き込まれます。すると突然おばあさんは、子供のころ理想だった空想の女の子「キララ」に姿を変えます。

そしてキララという少女が、言葉(文字)を取り戻すために大奮闘が始まりました……

内容説明

「またあんな恐ろしいことが起こるというの?」「君が紙の王国を救わないとね、キララ」言葉ってなんだろう。平和ってなんだろう。読むたびに、あなたの世界が変わります。

著者等紹介

村井さだゆき[ムライサダユキ]
脚本家。映画美学校脚本コース講師。1993年『飛べないオトメの授業中』で第6回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞

はぎわらゆい[ハギワラユイ]
1986年生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経てゲーム会社で多数のゲームグラフィックに携わる。現在はアートディレクションの傍ら、絵本などのデザイン活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

嘉歩

6
長女用に借りてきた本。私も一緒に2014/09/06

Y.C.STUPID

0
作品のテーマによって、「平和の一筆プロジェクト」のフォントを使用する意味が濃厚に立ち上がってくる。企画モノなのだろうが、とてもとても幸せな仕上がりの一冊。もっと読まれて欲しいっす。2016/01/30

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