出版社内容情報
最近、「どうも調子が悪い。かといって病院にかかっても異常は見つからず、しかし症状は続いている」と訴える方が増えています。めまい、動悸、胃腸の不調など、ひとつひとつの症状自体は軽くても、長引いたり、あるいは体の複数個所に現れたりすれば、生活の質が大きく損なわれてしまいます。そんな不調を訴える方の中に多くみられるのが、「自律神経失調症」です。全身の機能をコントロールしている自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れることで、体のあちらこちらに症状が出る病気です。ストレス過多と、不規則な生活が深く関わっているという、現代社会ならではのこの病気の対処法を、具体的にご紹介します。
PART1……自律神経失調症の基礎知識~どんな病気? ストレス対策と生活改善。
PART2……自律神経失調症とうまくつきあう101の方法
〈毎日の心の持ち方〉
・自分のストレスのとらえ方を客観視する――など、15の特効法
〈仕事のストレス対処法〉
・休日のデジタル対応は線引きしよう――など、9の特効法
〈リラックス&リフレッシュ〉
・意識的リラックスで副交感神経を亢進――など、22の特効法
〈生活リズムを調える〉
・1日24時間を、5つの要素で構成する――など、18の特効法
〈食生活を見直す〉
・ストレスが多いほど、ビタミンB群とCが必要――など、28の特効法
〈よくある不調のセルフケア〉
・疲れ目……眼筋の“温熱ほぐし”で全身もリラックス――など、9の特効法
内容説明
頭痛、耳鳴り、めまい、動悸、息切れ、下痢、便秘、頻尿、胃痛、敏感肌、不眠、肩・首のこり、手足のしびれ・痛み・震え、倦怠感、イライラ、のどのつかえ感―など、体や心に現れる多様な症状。
目次
1 自律神経失調症の基礎知識―なぜ多種多様の症状が現れる?
2 自律神経失調症とうまくつきあう101の方法―ストレスに強くなる&日常生活を改善する(毎日の心の持ち方;仕事のストレス対処法;リラックス&リフレッシュ;生活リズムを調える;食生活を見直す;よくある不調のセルフケア)
著者等紹介
伊藤克人[イトウカツヒト]
東急病院健康管理センター所長、同病院心療内科医長。1980年、筑波大学医学専門学群卒業。東京大学医学部心療内科を経て、1986年より東京急行電鉄(株)東急病院に勤務。現在、同病院健康管理センター所長および心療内科医長を兼任。専門は心身医学、産業医学、森田療法。日本心身医学会認定医、労働衛生コンサルタント。日本森田療法学会常任理事、日本心身医学会評議員、日本心療内科学会評議員、日本うつ病学会評議員、日本産業ストレス学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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