君に伝えたい本屋さんの思い出

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391139983
  • NDC分類 024.04
  • Cコード C0095

内容説明

ベストセラー作家が語る「書店にはドラマがある!」書棚にずらりと並ぶ背表紙を見るだけで、胸がときめく…自分にとっての「決定的な一冊」に出会った、そのときの衝撃!―本屋さんをもっと好きになる「ちょっといい話」。

目次

坂道の書店(山際淳司)
いろんな本屋さん(田中小実昌)
本に釣られて(奥本大三郎)
人類の脳のなかで(日野啓三)
生協書籍部と二十年(橋爪大三郎)
児童書の棚(沢野ひとし)
二人の書店人(高田宏)
本の香り(小池真理子)
ナルニア国への扉(長野まゆみ)
東中野青林堂の雷(木村晋介)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

110
書く仕事に関わっている60名、書店について思い出や書店のあるべき姿などが一人2ページほどにまとめられている。私は思う、書店という言い方は郊外の大きな店で本屋は街中にある規模の小さな店。この本はどちらかというと本屋さんの話が多い。私も昔、仕事で行った東京駅近くの大きな書店に入ってその本の多さにびっくりした。うらやましかった。こんな書店が近くにほしい。今はネットで簡単に本が買える。しかし街中の小さな本屋ならではの雰囲気はずっと好きだ。ネットの影響で小さな本屋が次々なくなるのは寂しい。図書館本 2021/02/01

あん

81
さまざまな作家さんの、本屋さんや本にまつわるエピソードを集めた1冊。作家さんは、読書家で本屋さん好きですね。最近、子供の頃から慣れ親しんだ地元の本屋さんが減ってきて、少しショックだったんですが、温かいエピソードが満載で嬉しくなりました。本と本屋さんを愛する人にオススメな1冊です。2015/06/18

アルピニア

51
書店向け情報誌「日販通信」に掲載された巻頭エッセイ60篇を書籍化したもの。諸氏のこだわりが垣間見えてクスリと笑いながら読了。特に共感し心に残ったのは、日野啓三氏の「人類の脳の中で」。書店や図書館に居る時のあの感じはこれだ!と思った。山本一力氏の「書店を行き交う、人の情」は、まさに昭和の地域の本屋さん。今も続いていることを祈らずにはいられない。童門冬二、石原慎太郎両氏は、戦中戦後の本が自由に手に入らなかった時代を書いている。普通が普通ではなくならないように心に刻みたい。本屋さんが無くなるわけない!と思う。→2018/08/17

壱萬参仟縁

40
藤堂志津子「一冊の輝かしい重さ」では、書店に行かずにはいられない読書は生活とは切りはなせないという(62頁)。わたしは図書館重視、本屋軽視、というわけではないが、単なるビンボーで前者に入り浸りである。野口悠紀雄「インターネットは書店を不要にするか」では、アメリカの30万点の書籍から検索、クレジット決済で本が買える。送料1回8ドル(86頁)。昔、ブック・オブ・ザ・マンスクラブで、ネルソンマンデラの自伝を買ったことがあった。学校の本は何冊借りてもただ(真保裕一氏、144頁)。    2014/06/23

ぶんこ

31
本屋さんが好きな人が書いた本なので、それぞれに個々の思い出があって、60の思い出を楽しめました。 そして自分の本屋さん初体験から、通いつめた本屋さんを懐かしく思い出しました。 昭和40年代の町の本屋さんは、いつも混んでいたし、個性的な店員さん、店主がいましたね。 今の、わが町の本屋さんは、新刊書文庫が、入って右側に雑然と置かれているので、私の感性と合わず、殆ど行ってません。 凄く近くにあるのに残念です。2014/04/10

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