内容説明
私たちの足元で確実に進むカウントダウン…。地震研究の最前線から“地下の真実”を伝える1冊。番組では伝えられなかった未公開取材秘話も満載。寺田寅彦の名エッセイ「天災と国防」も完全収録。
目次
第1章 地球が警告する次の巨大地震(人間はプレートの上で生きている;知られざる巨大地震「メガクエイク」;メガクエイクの恐るべきシミュレーション;現代都市が抱える「新しいリスク」;地球に刻まれたメガクエイクの傷跡 ほか)
第2章 天災と国防(寺田寅彦)
第3章 阪神・淡路大震災、そのとき何が起こったのか?(解き明かされた活断層の破壊力;神戸の街を15秒間揺らした地震波;現代都市が初めて見舞われた惨劇;木造家屋はこうして破壊された;そのとき室内では、家具が、家が、凶器と化した ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ocutec
2
2010年3月発行の本。番組もリアルタイムで見ていた。発行1年後に東日本大震災が発生。再現ドラマに描かれていたことが実際に起き、自然の恐ろしさを感じていた。この本を手に取る事で、個人個人が当事者として防災に取り組むきっかけになればと思う。番組もあわせて見ると理解が進む。2013/09/14
RuiRui
1
東日本大震災の前に作られた番組だったのね。しかし内容は、あの震災を経験すると逐一しっくりと来る。2014/05/11
Celeste
1
2010年3月発行の本。最初の写真,2枚目の写真で衝撃を受けた。地震がプレートの境で起きていることが実感できる。ほとんど地震が起きていない場所の方が圧倒的に多い中,日本は地震の巣だ。こんなところに原発を作っちゃだめだよな。。。番組を見てみたかった。2013/04/17
ルーファー
1
東北関東大震災が起こった後に読んだ。リアルな事として本の内容が伝わってくる。 しかし、ちょくちょく入っているNHK取材陣のコラムはまったく必要ない。まるで本のページを稼ぐために書いているようだ。代わりに地震に関するデータなどを載せればいいのに・・・。2011/03/16
ゆーき
0
東日本大地震がリアルに感じられる本でした。でも読んでもなんだか引き込まれはしなかった。映像の方が面白くてわかりやすそう?2017/02/26
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