内容説明
犬死になんて、いわせねぇ!強く、熱く、そしてさわやかに!歴史を彩った男と女の珠玉の生き方に学ぶ。
目次
「大谷吉継」―秀吉の懐刀、茶の湯の会で受けた恩義に殉ず
「天璋院」―対立していた義娘とともに成し遂げた徳川家の存続
「黒田官兵衛」―非情の男が一生感じ続けた亡き同僚の旧恩
「鳥居元忠」―家康に天下を取らせるべく、玉砕覚悟で伏見城の守備についた老将
「中馬重方」―島津義弘を関ヶ原より逃がすべく、薩摩隼人が布いた決死の「捨てがまり」
「加藤清正」―二条城の対面で示した豊臣家に対する篤い忠誠心
「木村重成」―必死必敗の状況の中で死に支度をして出陣した若武者
「高橋紹運」―自らを犠牲にして主家、そして息子たちを守った忠義と仁愛の猛将
「清水宗治」―自らの命と引き換えに絶望的な篭城を続ける城兵を救った勇将
「柴田勝家」―不器用さのために敗れ去った男が見せた最後の虚勢〔ほか〕
著者等紹介
後藤寿一[ゴトウジュイチ]
1943年生まれ。早稲田大学卒業後、サンケイ新聞を経て、フリー・ジャーナリスト、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夕葉
2
知識を深めるのに最適です。 間にあった、見開きの三分の一くらいの沖田総司先生の話をきっかけに 沖田総司先生を好きになりました!!!2012/03/31
とも
0
うーん・・・結構メジャーな話ばかりでしたね。もうちょっとマニアックな人物の話が読みたかったかも・・2012/02/04
ちゅうだい
0
いや、泣けない。勉強にはなったし、この人のことをもっと知りたいとかは思ったりした。けど別に泣けない。2012/02/17
おかポン
0
読みやすい内容ではあるが、歴史のヘビーユーザーにはお馴染みのエピソードも多かった。2012/02/09