内容説明
「ちょっと太めなだけ」「大人になればやせる」とタカをくくっていませんか?肥満のこどもの多くは、大人になっても肥満したままです。こどもの頃からメタボ体型でいると、30代、40代のうちに命を落とす危険もあるのです。
目次
第1章 増えつづけるメタボ児童(こどもの肥満大国、日本;アメリカ人よりハイリスク!メタボ化しやすい日本人 ほか)
第2章 メタボ化しやすい環境・体質とは?(メタボリスクが高いこどもとは;メタボ児をつくる原因は、環境7割・遺伝3割 ほか)
第3章 メタボを防ぐ「食」対策(好きなものを食べると、なぜ太る?;ファストフードは高最のメタボ食 ほか)
第4章 運動習慣でメタボを撃退!(「外遊びの場所がない」は親のいいわけ?;いまどきのこどもの運動時間は週1時間 ほか)
第5章 メタボのもと「睡眠不足」を見直す(世界一夜更かしな日本のこども;こどもが寝ないのは、親が寝ないから ほか)
著者等紹介
原光彦[ハラミツヒコ]
東京都立広尾病院小児科部長。医学博士。1960年生まれ。1990年、日本大学医学部大学院医学研究科卒業。同大学付属板橋病院勤務などを経て、2000年より東京都立広尾病院小児科医長。2003年より日本大学医学部小児科非常勤講師を務め、2007年4月より現職。日本肥満学会評議員、日本臨床スポーツ医学会評議員。専門は小児の生活習慣病、メタボリックシンドローム、循環器、運動生理。生活習慣病外来で数多くの肥満児童の治療、生活指導に力を注ぐとともに、思春期用の体脂肪標準曲線を初めて作成するなど、小児期からの肥満予防、心血管病予防の第一線で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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