内容説明
なんとなく人を好きになってしまうのも行列があるとつい並んでしまうのも、すべては人間にインプットされている「掟」だった。
目次
第1話 なぜなんとなく人を好きになってしまうのか?
第2話 なぜ本屋さんでトイレに行きたくなるのか?
第3話 なぜ人はなんとなく行列に並んでしまうのか?
第4話 なぜ人は左回りに行動してしまうのか?
第5話 なぜなんとなく買い物かごに入れてしまうのか?
第6話 なぜ人はすぐ言葉に乗せられてしまうのか?
著者等紹介
高橋恭一[タカハシキョウイチ]
ノンフィクションライター。1964年、茨城県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。出版社に勤務し、総合誌、健康誌、女性誌の編集に携わった後、フリーのライターとして独立。得意とするテーマは、脳科学、心理学、男女の擦れ違い、医療、ストレス、健康など。新聞や雑誌を舞台に幅広い取材・執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あび
12
人間は右と左の選択を迫られると左を選ぶ生き物らしい。左側にある心臓を守るために左へと行動するんじゃないかみたい説があるようだ。あとは、内臓は右側に重みの偏りがあるので、左側に重心を置くことで平行のバランスを取っているとかも。ちなみに絶叫マシンやおばけ屋敷とかは右回りが基本らしい。右回りにすることで、不快感や恐怖感を増長させているそうだ。2017/10/19
彩色
2
気軽に読める本。うーん、無意識って怖いな…。著者は過敏性腸症候群を推していたが、それでも私は、インクの匂い説を信じる!!2017/11/21
航輝
1
図書館本 タイトル以外にもどちらかというとどうでもいい内容について熱弁を奮ってある一冊 共通しているのは意識的無意識 どのテーマも何でそれを選んだ?って感じだけど、読んでみると興味深い 2022/08/14
てつろう
1
雑学の寄せ集めの本、気晴らしには読みやすくていい。プライミング効果(ピザ・ピザ・.....ひざ)で自分の潜在能力を高めるのはいい方法だ、言霊とは書いていないが、口癖を気を付けたいと思った。2014/08/17
ビシャカナ
0
医学や科学の専門家ではない、それらに関わるただのライターである著者が面白おかしく無意識について解説する本書。個々の科学的根拠は正しくてもそこから結ばれる著者の自論は疑問だ。また右脳・左脳論のような疑わしい説も採用しておりあくまでも素人の豆知識ていどに受け止めるべきだろう。しかし人間が「考えなし」に行っていることを、フェロモン、ソマティックマーカー、身体的直感、脳内物質、潜在意識などで解説されると考えの幅が広がる思いがした。また自己暗示で無意識をコントロールするというのも面白い考えだった。雑学本としは良し。2013/09/17