内容説明
蘇我入鹿は正義の改革者だった!「歴史の勝者」こそ本当の“ワル”である。スサノオ、ヤマトタケル、中大兄皇子、中臣鎌足、持統天皇、物部守屋、恵美押勝、行基、道鏡ほか全24人の“ワル”。
目次
第1章 神話伝説に登場する悪党(高天原で乱暴狼藉を働いたスサノオ;日本神話の象徴は曲者だったヤマトタケル ほか)
第2章 悪徳天皇の時代(史上初めて天皇に逆らった長髄彦;仲哀天皇の妻を寝取った住吉大神 ほか)
第3章 聖徳太子と悪党たち(仏教導入に反対し朝廷に楯突いた物部守屋;古代史最大の悪人・蘇我入鹿 ほか)
第4章 天平の怪人・怪僧たち(歴史のどんでん返しを用意した持統天皇;藤原のひとり天下を築いた藤原不比等 ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
歴史作家。1959年千葉県柏市生まれ。奈良に通い詰め、独学で古代史を学ぶ。1991年に衝撃的デビュー作『聖徳太子は蘇我入鹿である』を発表以来、古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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