内容説明
あなたの「日本語力」があなたの「英語力」を決定する。なぜ日本人は英語が苦手なのか。どうすれば本物の英語力が身につくのか。英語を真剣に学びたい人におくる、英語学習の王道。
目次
1 あなたの「日本語力」があなたの「英語力」を決定する(日本語を見つめなおす;まずは声に出す)
2 読めて書ければ、英語は「話せる」(日本式発音でもかまわない;読み慣れるまで習い読む)
3 「文法」を身につけられれば、英語は一生ものになる(たかが文法、されど文法;“受験英語”でライティング)
4 本物の「英語力」を手に入れる方法(“しゃべる”のではなく“語る”;さらば、ファッション英語)
特別寄稿 正しい英語学習の道へ(研究者を目指す君たちへ―活躍の場を英語で開け;アメリカの大学で教鞭を執りながら思うこと ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mikki
4
英語力の前に国語力、しゃべるのではなく語る、普段から日本語でしっかり考えをもってこそ、英語は生きるのだと。英語というくくりだけでなく、「学ぶ」ということがどういうことかが書かれた本。子どもたちにも読んでもらいたい内容だった。2014/06/01
qualia
2
同級生が通っていた塾。女の子とのやり取りが愉しそうだった。齋藤孝との対談、齋藤氏との共著もある斎藤兆史氏の本で慣れ親しんだ英語論。読むと英文が読みたくなります。翻訳したくなります。私もまた始めました。でも、一方で、そんなふうに流されやすいわたしの行動に違和感も覚えています。2010/03/02
とろ
1
英語力を付けるためには国語力が必要であるという点にとても共感した。文法解説には難があったが、全体の主張としては一貫している。鵜呑みにはできないが、筋の通った本であると思う。2010/06/05
ntoshishige
0
⬛2015/05購読2015/05/16
海苔
0
先輩に借りて読んだ。過激なタイトルですが、昔からのある種まっとうな勉強法を実践されていると思います。2011/01/30