出版社内容情報
ほのぼのしたイラストと鋭い観察眼で人気を集める著者待望の第三作品集。どんな人も、思わず笑って和みます！
内容説明
待ってた！やられた…。たまらん。老若男女わしづかみ中。おかしくせつないヨシタケワールド。
著者等紹介
ヨシタケシンスケ［ヨシタケシンスケ］
１９７３年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。広告美術や依頼造形の仕事をするかたわら、日常生活を絶妙に切り取るスケッチの名手として注目を集める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁かな❁
119
『りんごかもしれない』を読んで楽しかったので他の作品も読みたくなり借りてみました！街を歩きながら電車に乗りながら体を洗いながら…などふとした瞬間に思い出すこと、思いつくことを描いた作品。ヨシタケさん日常の出来事を切り取るのが本当に上手いです☆クスッとしちゃうものやシュールなものなど色々あります！絵も可愛い♡その気持ちわかる〜って言うのがいっぱいありました(´▽`*)絵と言葉が絶妙で笑ってしまうのも多く『あやまち待ち』『スタッフ一同』『そぼろごはんクライマックス』なんか面白かったです♪他の作品も読みたいな☆2014/10/17
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
94
ノートの余白に書いたようなイラストと短い言葉にクスッとしたり、背筋が伸びたり。ほのぼの系の絵だけど、意外と毒のある呟きがあります。（女性が男性に微笑んで)「あなたはとっても、私にとって都合がいいわ」。（体操着を着た男の子に向かって）「汚れてもいい格好と、汚れてもいい気持ちで集合！」。（お年寄りが）「人間はいろいろ失ってからがおもしろいらしいよ」。（中年男性の会話）「もうムチャはできないね」「したことなんてないじゃない」。深い……かも。好きなのは「あの人の機嫌がよかったので、今日の世界は信じるに値するわ」。2015/02/08
おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
82
84/100点 初読み作家さん。『あるかしら書店』の評判がスゴく良いヨシタケ シンスケさんを、読んでみようと手に取りました。何気ない日常をスケッチしたイラスト集。読む前までは子ども向きの本だと思っていたら、全然違っていました。絵は、ほのぼのしているのですが、その中で述べられている言葉が結構ビターで、ドキッとさせられてしまいます。中にはビターを通り越してブラックな言葉も。それも踏まえてホント素敵な作品でした。一番印象に残った言葉は、"「結果がすべて」みたいな考え方が いつのまにか ボクの中でふえている"2017/08/01
ままこ
79
笑いのツボが散りばめられたイラスト集。イラストに添えられた言葉のチョイスも絶妙。クリキック（笑）自由な発想力。前向き思考も後ろ向き思考も全部ひっくるめて、ユーモラスなヨシタケシンスケワールドを堪能。2022/09/10
しゅわ
58
【図書館】『りんごかもしれない』『ぼくのニセモノをつくるには』に大爆笑し、他にはどんなのを描かれているのか！？と手に取ってみました。何気ない日常を切り取ったイラスト集で、ご本人曰く“描いておかないと きっと すぐ忘れてしまう 小さい小さいこと”が詰まった一冊です。ストーリーの無さ＆味のあるイラストはあいかわらずですが、この本はちょっと哲学的に振りすぎて…さすがによくわからない！？感じのも多かったです（汗2015/01/18
