出版社内容情報
独自の価値観をもつ若者がつくる、個性豊かなショップやギャラリーを日本各地へ訪ね、1冊にまとめる。
内容説明
ひとりでそっと訪ねたい11軒のとっておきの場所。器、布、家具、古道具―。店主自らの、もの選びにまつわる物語にひとつひとつ耳を傾けてください。
目次
1章 1日かけて1軒だけを訪ねたい店(ATELIER N°18 TRAVAIL;すみれ洋裁店;Mamma Mia!;den)
2章 店主の気持ちに触れたい店(はじかみ;ささや;木テーブル;嬉染居)
3章 異国の風を感じる店(GRAIN D’AILE;Marcello;Somoan)
著者等紹介
一田憲子[イチダノリコ]
OLを経て編集プロダクションへ転職、のちにフリーの編集・ライターに。インテリアを中心に、暮らしまわりのテーマを手がけて12年になる。ストーリーのある文章が魅力で、数多くの女性誌で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
47
【読みたい本読了】一田さんがギャラリーと呼ぶ小さい店。一田さんが(自分も含めて(笑))若い頃、全く見えなかった1本の道。しかし、若い彼らには見えている。静かにたんたんと過ごしている彼らを知りたく本書を作ったと。衣食住がとってもシンプル。ブログでアドラーの本を最近読んだとのこと。そこに書かれていたこと。「あなたは世界の中心ではない」ということと「人と競争しない」ということ。2016/07/06
れいぽ
3
一田さんに案内されているかのように楽しめる「小さなギャラリー」探訪。若い店主が多いのも、いいですね。旅先の、ふらりと入ったお店でお気に入りのものをみつける。そんな偶然、いつか自分にもあるといいな。2012/07/25
emiko
1
流行を追わず、ものに対する見方がぶれないよな。 お店をする人って、みんな接客が得意だと思っていたが 意外や意外!! 人と喋るのに苦手意識を持っている人って多い。 京都の『はじかみ』 福岡の『ささや』 この2店が気になった。 特に、古道具は古いままでは売りませんという ささやさんの考え方に、骨董品に対する見方は 180度変わった。2021/07/14
ベア
0
全国に様々なギャラリーがあるんだなあと思った。一田さんの視点、筆力、好きです。2017/01/17