出版社内容情報
拒食・過食などの摂食障害から立ち直った女性のドキュメントを軸に、同病に苦しむ人々へ治癒方法を提案する。
内容説明
「お母さん、私、生きていってもいいですか?」いつも心の中でそう問いかけている摂食障害の女性たち。そして彼女たちは悲しいまでに切望する。「あぁ、私に何か甘い物を下さい。何か、甘い物を」いままで誰にも理解されなかった拒食、過食、過食嘔吐の痛々しい病理を、いまここに解き明かす。
目次
第1章 誤解され続けてきた摂食障害
第2章 ドキュメント・過食症からの回復 武田祐子さん―「いつも一番でいないといけない」せっぱつまった思いが“拒食”から“過食”を招いた
第3章 ドキュメント・過食嘔吐からの回復 白坂幸野さん―ごめんね、お母さん。一番愛してくれる人を、一番悲しませてしまった
第4章 摂食障害を治すには―心を癒す4つの方法
第5章 ドキュメント・拒食症からの回復 岡野朱里子さん―体重23キロから奇跡の生還
第6章 「摂食障害」から見えてくるもの
著者等紹介
小野瀬健人[オノセタケヒト]
1954年、茨城県生まれ。法政大学文学部卒。82年から現在までジャーナリストとして月刊誌、週刊誌などで取材、執筆活動を続ける。著作活動のほか、脳の仕組みと身体の機能との関連を解明しながら心身障害児リハビリ訓練の研究・開発を行う英国・ブレインウェイブ・センターと提携する特定非営利活動法人(NPO)ハートピーの理事長を務める。現在、摂食障害からの回復プログラムの開発と、摂食障害の女性の回復支援をする団体の設立・運営の準備を進めている
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感想・レビュー
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