出版社内容情報
阪神タイガース・星野監督が、選手指導法など具体例を交えながら勝つための組織論を語る。
内容説明
「いかにしたら人は内なる炎を燃え上がらせることができるのか」。理想の上司・夫No.1が問う渾身の人間学。
目次
1章 内なる炎を燃え上がらせる人間学
2章 次に頑張りたくなる叱咤と励まし
3章 一歩上を目指すためのセオリー
4章 リーダーの自己プロデュース
5章 星野式エンターテインメント構想
6章 家庭を愛することができる人
著者等紹介
星野仙一[ホシノセンイチ]
1947年岡山県生まれ。明治大学卒業。69年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。闘志あふれるプレーから“燃える男”のニックネームで活躍。74年にはエースとしてチームをリーグ優勝に導き、自らも沢村賞を獲得。通算成績146勝121敗。82年のリーグ優勝を最後に引退。NHK解説者を経て、87~91年、96~01年シーズンの計11期中日監督を務め、2度のリーグ優勝を果たす。02年シーズンより阪神タイガース監督
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
105
さすがは名将&闘将、星野監督の「組織論」でした。中日からまさかの阪神の監督になり、1年目を終えたトキに書かれた一冊です。負けが当たり前的な弱さだったチームをしっかりと'星野流'で体質改善し、負けない、諦めないチームへと変貌させました。そんなチームを率いるリーダーの考え方や身の振るまい方、鉄拳だけではなく、相手によってアプローチ、アドバイスのスタンスを柔軟に変えていく姿にはおそれいってしまいます。色々と大切なコトはありますが、決して人のせいにはせず、潔く謝り、言い訳せず、しっかりと責任とるのが大事ですね。2020/06/29
シロー
0
野村さんは気力・体力・技術のうち気力と体力はプロだったらあるのが当たり前で、無いのは恥だと書いてました。しかし、現実に気力・体力の足りない選手はいる訳でそれを正さないのは監督の怠慢なのではないでしょうか? しかも選手は機械ではないのですから、気持ちの問題は最重要だと思います。選手を子供を躾けるように技術以前から取り組む星野さんの方が本気で勝利を目指していると言えるのではないでしょうか?2012/07/25
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