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出版社内容情報
ドイツ平和村を題材にした絵本。戦争で傷ついた子ども達が愛、友情で生きる素晴らしさを知る感動物語です。
内容説明
お話の舞台は、ドイツにある平和村。戦争で傷ついた世界中の子どもたちが暮らしています。この平和村で懸命に生きる子どもたちを、素敵な絵本にしました。
著者等紹介
東ちづる[アズマチズル]
広島県出身。会社員生活を経て芸能界へ。ドラマや映画、司会、着物デザイン、エッセイ執筆まで、幅広く活躍中。また、1992年から、骨髄バンクやあしなが育英会などのボランティア活動、さらに1999年より数回ドイツ平和村を訪れ、支援を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
呉藍
4
これは泣きます。戦争という現実の中、愛する家族だけでなく自分の一部さえも失ってしまった子供たち。それでも笑顔と感謝を忘れない姿にボロボロ涙が出ました。胸に抱えた傷はそうとう深いはずだけど、別な誰かを想いやることの出来る優しさは本当に見習うべきだなぁと。私はこんなにも恵まれた環境で生きているのに、マルアンナたちのような心を持ててはいないんですもの。2010/08/25
琥珀
2
小学生の時にプレゼントされた絵本。今でもたまに読み返す。涙とともに、考えさせられる。
にんにん
2
まさか、あの東ちづる?という気分で手に取った。ドイツ村に引き取られた子ども達の中にはドイツ人は一人も居らず、全て戦闘地域や戦闘国から保護されてきた子達だという。地雷や銃撃などで身体の一部を失ったり、自分の顔を無くした子達である。手術の後、心身のリハビリが行われ、回復すればまた、自国に帰っていく子もある。著者の経歴を読み、彼女はこうした支援や福祉など、多方面に渡る活動に積極的に関わっていることを知った。問題の深刻さを伝えるのに、このポップな絵が適しているか否かは別として、もっと知られても良い内容だと思った。2012/09/07