内容説明
食事療法と運動療法は糖尿病の治療の基本です。薬を飲んでも飲まなくても、食事療法と運動療法は重要です。糖尿病の人全員がこの治療だけでよい血糖が得られるのなら、こんなによいことはありません。しかし、食事だけでは血糖値が下がらないことがままあります。これは、食事や運動をサボっていたから下がらないのではなく、その人の糖尿病のタイプによるのです。この本は糖尿病の治療のなかでも、薬に焦点を絞って書きました。
目次
第1章 糖尿病とはこんな病気です
第2章 経口糖尿病治療薬の正しい使い方
第3章 インスリン製剤の正しい使い方
第4章 薬物療法では低血糖に注意!
第5章 糖尿病の薬もっと知りたいQ&A
第6章 日常生活での薬物療法のポイント
著者等紹介
中条やえ子[ナカジョウヤエコ]
東京都立大久保病院内科医長。医学博士。専門は、内分泌代謝学、主に糖尿病、高脂血症。1973年、東北大学理学部生物学科卒業、1981年、弘前大学医学部卒業。同年、東京医科歯科大学第三内科入局。大学で研究を行う一方、東京都職員共済組合青山病院、東京都立荏原病院などを経て現職
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