内容説明
黒柳家にみるチョッちゃんとトットちゃん(徹子さん)の母と娘のいい関係全公開。
目次
第1章 神さまはむだなことをなさらない
第2章 母と娘のいい関係
第3章 幸運の女神のほほえみ
第4章 似ていたり、似てなかったり
第5章 神様からの贈り物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マカロニ マカロン
14
個人の感想です:B。『窓ぎわのトットちゃん』読書会参考本。著者は黒柳徹子さんのお母様。新交響楽団(現NHK交響楽団)コンサートマスターの黒柳守綱氏と半ば人さらいのように結婚し、音大を中退し23歳で徹子さんを生んだ。守綱氏はかなりの亭主関白だったようで、子ども5人より夫の方が手がかかったと書かれていた。また、音楽家の収入は不定期で「家にはお金がなくて当たり前」で集金が重なる月末になると、演奏用の一張羅の燕尾服を質屋さんに預けお金をやり繰りしていたと書かれていて、裕福なトップ演奏家というイメージが崩れた2025/01/07
ゆうゆう
5
トットちゃんの世界そのまま。ユーモアあふれる朝さんのバイタリティーというか、行動力というべきか、あっぱれですてきだ!年齢を言い訳にしないで、良い訳(理由)にしてのびのびした素直すぎるところが魅力的。チョッちゃんもさがさねば。2018/01/03
えんぴつ
1
黒柳徹子さんのお母様が、70歳を超えて初めて本を書いてベストセラーになった「チョッちゃんが行くわよ」に続き、娘との関わりを中心にいろいろなエピソードが書かれている。最初は断ったそうだが、徹子さんからの後押しもあり、書くことにしたとのこと。夫亡き後涙に暮れたり、一人暮らしで栄養失調になったりなど、あのスーパーお母さん朝さんでもそんな心の振り幅があったんだなとしみじみする。執筆や講演に新たな生きがいを見出し、日本中、海外まで飛び出す自立した朝さんと見守る徹子さん。笑あり涙ありの心打たれる話がいっぱい。2024/01/23
りの
1
お母様視点で徹子さんとの関係が紐解かれる。子供の七光で徹子さんに迷惑を掛けることを嫌がっていたお母様だけれど、2人や家族との暖かい関係性を垣間見ることができて、この本を書いてくださったことを感謝したい。執筆の経緯も「お母様が徹子さんに相談の留守番電話を残し、徹子さんがそれに手紙で応答する」というやりとりが印象的で、普段からお互いを思いやって過ごしてきたことが伝わってくる。(起こさないように荷物をドアノブに掛けていたりするエピソードが好き)スマホ1つで連絡が取れても、繋がりが希薄な現代に読んでおきたい1冊2023/11/19
Rika Kou
1
実家の母の本棚から何気なく持ち出して、読み出したら止まらず3日で読了。母が私をのびやかに育ててくれたのは、この本のおかげかも。 トットちゃんこと黒柳徹子さんが魅力的なのは、お母さまの朝さんも超魅力的だったからなんだな。 70歳過ぎてぽんと単身アメリカに滞在したり、周囲の価値観に左右されず、トットちゃんのいいところを純粋に尊敬して、褒めまくっている。 私も朝さんと同様、息子のいろんな視点や発想に日々感動を覚えつつ育てている(いや、育ててもらってる)つもりなので、本の中ですっかり意気投合 2018/06/08