棋士ライバル物語―強者(つわもの)たちの盤上盤外

棋士ライバル物語―強者(つわもの)たちの盤上盤外

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784391112283
  • NDC分類 796
  • Cコード C0095

内容説明

意地と闘志がぶつかり合う。にもかかわらず心に通い合う何かがある。好敵手がある幸せ。強者たちの確執が生む盤上盤外のドラマ。

目次

叩き、叩かれ、はい上がり 谷川浩司/高橋道雄
盤上盤外に火花を散らして 内藤国雄/有吉道夫
将棋だってクリスタル気分で 島朗/塚田泰明
友よ、タイトル戦で逢おう 森〓二/勝浦修
「次期名人」候補を止めるのば僕だ 羽生善治/森内俊之
追いつ、追われつ、並びつつ 桐山清澄/森安秀光
存在の軽さを怒りに 青野照市/真部一男
華麗さと激しさ―女王の争い 林葉直子/中井広恵
そうではあるけれど、上を向いて 沼春雄/桐谷広人
地蔵流と不思議流が放つ冬の火花 南芳一/中村修
一路白頭に至るとも戦わん 二上達也/加藤一二三
君がいるだけで僕は強くなれる 中原誠/米長邦雄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ランフランコ

12
平成元年の本だから随分古い。当時羽生さんはまだ六段で無冠だ。知らない棋士も多い。いや知らない棋士の方が断然多い。中原も米長も出てくるが、その中でもかなり無名の沼と桐谷という5段同士のライバル関係が出てくる。二人とも子供の頃は大天才だが、将棋界は天才の集まりだ。スターはほんの一握り。昇給昇段できず、後輩たちにどんどん追い抜かれていく。苦しい戦いの連続だ。そこには世のサラリーマンにも通ずる悲哀がある。なにかそんな二人が妙に印象に残った。2020/10/23

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