内容説明
「国際化」時代といっても、平均的日本人にはあまり関係がないようにみえる。ところが、実際はそうではない。とにかく、「円高」問題と無関係に生きている日本人は、まずいないだろう。ありがたいことに、本書は、この円高問題を「なぜ円高のもとで黒字が減らないのか」といった問いを糸口に、ごく普通の市民の目の高さでとらえて、問題の所在や今後の展開についてわかりやすく明快に解説している。
目次
第1章 「経済大国」を急襲した円高の衝撃
第2章 円高に企業はどんな手を打ったか
第3章 日本の経済・産業はこう変わる
第4章 企業経営は大変身する
第5章 世界に通用しない日本経済の常識
第6章 これからも日本の繁栄は続くか