内容説明
がんは告知すべきか?石原裕次郎は告知を受けず、千葉敦子は告知を受けて闘い、ともに亡くなった。…もっとも今日的なテーマを追った「生と死の現場」からのレポート。
目次
プロローグ 死から何を学ぶか
第1章 燃えつきたあかし―がん告知を受けたある学者の生き方
第2章 亡き子らを忘れず―「がんの子供を守る会」の活動
第3章 家族に見守られて―末期の患者が望んでいること
第4章 この生命、だれのもの―患者の自己決定権と安楽死
第5章 老人の理想郷はどこに―高齢化社会のなかの死生観
第6章 死者との対話を―「デス・エデュケーション」とは何か
エピローグ 死とグリーフをみつめて