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内容説明
政治家、企業人からギャルまで、迷い悩む人々が占い師の前に立つ。巷の聖職者の知られざる人間ドラマを徹底取材して、占いブームの秘密に迫り、ニッポン人の精神性の深層を描く。書下しノンフィクション。
目次
第1部 風景(路上の聖職者;〈占芸人たち〉の巡遊;「ハレの日」の小屋がけ占い;占いを売るお店;オミクジと〈占い暦〉;『マイバースデイ』と『易経』;居職の占い師たち)
第2部 話芸のようなもの(まずはとにかくお金儲け占い;イノチあってのものダネ;呪縛と解放の快楽;相性恐怖症;“戦士”を鼓舞する占い師)
第3部 光と影(タカシマ易者と占い公務員の誕生;“占い公務員”の没落とスターの再生;〈西洋占星術〉二十二世紀後の日本上陸;印相・墓相・血液型;占壇・秘伝・世襲;「当たらない」のですたれない;宗教に傾く占い師)