内容説明
本書は、簡潔な表現をつかい、明確かつ平明に論旨を展開した、ラッセルの数多い著作のなかの代表的な哲学書。ロック、バークリー以来のイギリス哲学の伝統をうけて、まず日常的な事実経験から出発し、次第に思索を深化させる方法をもって読者を哲学の世界へと導く。
目次
外見と実在
物質の存在
物質の本性
観念論
見知りによる知識と記述による知識
帰納について
一般原理に関するわたしたちの知識について
いかにして先験的知識は可能か
普遍の世界
普遍に関するわたしたちの知識について〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
素朴実在論くん
1
入門を銘打っているだけあって言葉遣いは平易な方(と言っても翻訳独特の硬さはある)だが、体裁はしっかり哲学書。最近の流行りに乗って出てきた下手に網羅的な入門書より、哲学書の空気感や形式が味わえるのが醍醐味。2024/03/11
マトリョーシカ
0
難しかったので機会があれば違う訳で再度挑戦してみたい2013/08/06
