内容説明
「離婚」という大人の世界の現実を、子供はどう受けとめればよいのか。著者は、精神科の臨床経験をもとに子供たちの悩みや葛藤の原因を説き明かし、親と子のあいだの問題への実際的な対応策を提示する。
目次
第1章 離婚についてキミが知っておくべきこと
第2章 誰のせいか
第3章 親が子供に対してもつ愛情
第4章 いかりの感情とその使いみち
第5章 ひとりぼっちにされるという恐れ
第6章 離婚したお母さんとうまくやっていく方法
第7章 離婚したお父さんとうまくやっていく方法
第8章 別々に住んでいる両親とうまくやる方法
第9章 継父や継母とうまくやる方法
第10章 離婚した親をもつ子供たちのさまざまな問題
第11章 もしキミが治療者のところへ通わなければならないとしたら
第12章 フィールズの規則
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
57
2014.02.01(02/01)(再読)R.A.ガードナー著。 01/30 (訳者あとがき) アメリカのある都会。 1970出版。 この本の背景、(1)アメリカ性革命、(2)女性解放運動。 「つらいことだが、これが現実なのだ、こうしたこの現実の中でキミにできることは何か」 博士の愛情についての説明、たくさんの人に分けると減る?もんじゃあない、たくさんもらえる可能性を強調。 親も人間であり、完全ではない。 2014/02/01
i-miya
12
親に気兼ねせず、子供が自分の気持ちを相談、話せる場所があることを知って、必要とあれば子供のために活用させることを薦めたい。 親も親として真剣に、「我が身」を振り返る材料ともなる。 日常の親子の話し合いで解決できることもある。 (児童虐待について)博士の最近の発現を新聞で見た。 子どもの証言をとるために検察が行う面接のしかた、証言の取り方が及ぼす子に対する悪影響を憂慮する内容。
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