内容説明
だれにでも、いつかやってくる死―。ひとは、いかにその瞬間と対決したらよいのか?いかに死ぬかは、いかに生きたかということでもある。本書は、古代ローマの時代から、最近にいたるまで、聖者から、国王、政治家、学者、芸術家、そして犯罪者にいたるまで、世界の有名人600余人の人物紹介と“最期のことば”を集成したものである。
目次
終わりが近い―死の床のことば
大きな境界線を越えて―臨終のことば
神のみもとに―祈りのことば
聖なるかな―聖者のことば
国王の死―王と王妃のことば
美しく名誉なり―戦場の死
わが祖国よ、そは神の国―愛国心
勇往邁進―堂々の死
状況の犠牲者―処刑、暗殺、事故による死
絞首台にて―死刑囚のことば〔ほか〕