現代教養文庫<br> ルーツ 〈3〉

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現代教養文庫
ルーツ 〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784390109734
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アトレーユ

9
とても深い読書体験。この本に出会えてよかった。感情移入しすぎない程度の少し距離をおいた文章がよかった。奴隷制度から南北戦争へ至るまでのアメリカ国内での不安定な情勢下、(白人黒人問わず)人々が感じた社会不安。そんな歴史の渦も感じた。2025/03/25

2
チキンジョージとトムリーの会話は、なんだかんだで馬が合うという親子なんだなという印象。ただ、キッジーにとっては悪夢だったのだろうが。 イギリスの旦那との闘鶏で勝って終わりにして欲しかった。読んでいて落胆。イギリスから戻ったチキンジョージとトムリーの会話がまた…。アメリカの歴史が人々の口にのぼる噂として入ってくるのも面白い。南北戦争に北軍が勝って、ジョージやトムたちが新天地に移動、そして、成功するのは、結構珍しいケースだとは思うが、それでも嬉しい 親戚の口語からガンビアのジェフレ村までたどり着くのは凄まじい2020/10/04

gatya0830

2
息子に読ませたい本の中でTOP3に入る。最後の数十ページを読む為にこの3ヶ月間諦めないで良かった。久々に本で震えた。2014/10/15

micari

2
【20】子供の頃に何度かビデオで見た事があったから、その断片を思い出しつつ読んだ。ドラマ見てなかったら上手く想像できてなかったかも知れない。ドラマでも印象的だったクンタ・キンテの代と、チキン・ジョージの代がやっぱり印象的だった。フィクションではないので、キッジーが売られた後クンタとベルがどうなったかがわからないのが残念。後半に連れて話が早足になっていくのも少し残念な感じがした。翻訳物は苦手だけれど、とても読みやすくわかりやすかった。何年か後にまた読みたい。2012/04/17

べらし

1
このアフリカ系米国人を描いた大著もアイヌを描いた漫画も、マジョリティに屈服させられ文化も誇りも全て奪われた人々が口伝を辿り記録を残すことで「奪い返す」試みという一点において大きな同じ流れにいるのだと信じてやまない2020/08/27

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