内容説明
本書は、古代文明の謎、建造物や遺跡の驚異、さらに不可解な自然の現象など、これまで「世界の七不思議」の名で呼ばれ、親しまれてきた物語を収録するとともに、「新不思議」を紹介しながら未知の世界へ案内する。
目次
ビザンチウムのフィロの選んだ世界の七不思議(エジプトの大ピラミッド;バベルの塔と架空園 ほか)
第二世界の七不思議(ローマのコロッセウム(円形劇場)
アレクサンドリアのカタコンベ ほか)
コットレルの世界の七不思議(クレタ島のミノス宮殿;テーベ・ネクロポリス ほか)
世界の新不思議(ムー大陸伝説;イースター島の石人像 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dzuka
1
時々に耳にする「世界の七不思議」。 具体的にどこかといわれても?なので、手にとった。 その実、さまざまな時代に、色々な人が「七不思議」を選んでいることがわかったのは収穫。 古い七不思議は、古代文明の地を中心に選ばれているので、ギリシアやエジプトへ思いが強くなのため旅行好きには危険な内容。 1969年に発刊されたこの本。 シリアのパルミラの都もでてくるのだが、近年ISに破壊されたという話があったが、西のローマにも破壊され、東のISにも破壊されるという文化の交流点の悲劇と文化財の保護の難しさを見た気がする。2019/11/09
shiaruvy
0
コメント予定
夢仙人
0
面白かった。2019/10/19
umeboshi7
0
[上司から貰った本] (★★★★☆) 昭和44年発行、昭和48年第20刷、\240。発行が50年近く前だから、以降新しい発見や解釈もあることを思うと、記録として非常に面白い。シリアのパルミラ遺跡についても書かれているが、まさか50年近く後に内戦で破壊されるとは… 感慨深いものがあった。当時全盛期だった、UFO・ネッシー・雪男などの目撃証言も面白い。知らない遺跡もけっこうあった。個人的にはイースター島に関心があるので、そこも読みごたえあり。古いからこその貴重な一冊だと思う。(友人に譲渡)2018/07/10