歴史総合パートナーズ<br> 民主化への道はどう開かれたか―近代日本の場合

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民主化への道はどう開かれたか―近代日本の場合

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  • サイズ A5判/ページ数 112p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784389501464
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0320

内容説明

「歴史は暗記物」、自分とは関係ない過去の話。そう思っていませんか?身の回りの物事や出来事を探っていくと、きっと奥深い歴史が見えてくるでしょう。私たちはその見え方に縛られもしますが、歴史をとらえ直すとき、変わりようもないと思った現在の先に、別の道が見えたりもします。私たちは決して歴史と無関係に存在しているのではありません、いつも「歴史している」のです。混沌とした今日の世界で、より良い一歩を踏み出すには、お仕着せでなく私たち一人ひとりが「歴史する」、つまり未来を想像/創造するために、日々直面する問題を過去の豊かな経験を頼りに考え、行動することが求められます。それはみずから歴史を編み上げる営みであり、また時空を超える旅でもあります。2022年から高等学校の必修科目として「歴史総合」が始まり、歴史の学びが変わります。これを契機に、いまを生きる私たちにとって意味のある歴史とは何か、問いかけようと思います。本シリーズをパートナーに、あなたも「歴史して」みませんか?

目次

1 江戸時代の日本ではどのように政治が行われていたのだろうか
2 「公議」「公論」と暴力はどのように出現したのだろうか:1858~60年
3 徳川の体制はなぜ大崩壊を始めたのだろうか:安政5年の政変(1858年)
4 「公議」政体への転換はどう始まったのだろうか:1862~66年
5 「王政・公議」体制への転換はどう実現したのだろうか:1867~68年
6 新政府の連発した改革はどんな緊張を生んだのだろうか:1869~77年
7 立憲君主政はどのように始まったのだろうか:1877~1906年

著者等紹介

三谷博[ミタニヒロシ]
1950年、広島県福山市生まれ。1978年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。東京大学大学院総合文化研究科教授、跡見学園女子大学教授をへて、現在、東洋文庫研究員、東京大学名誉教授。専攻は19世紀日本史・比較史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきあかね

16
 幕末に生まれた公議·公論の考え方、明治維新後の公論の奨励と身分制の廃止、暴力ではない言論による政治運動、新聞の普及による公論の担い手の拡大など、日本の民主化への動きをつぶさに追っている。 室町時代以降400年以上、将軍や大名も決定の責任者ではあるものの、老中や家老等の重役達による合議の結論を尊重し、更には末端の役人から上がってくる政策提案が合議のベースにあったという、下から上へのボトムアップ型の仕組みの指摘は、上意下達のイメージがあったからか新鮮だった。⇒2024/11/03

バルジ

2
良書。易な文章ながら近年の研究成果を散りばめ、注も決して見逃せない贅沢な一冊。「民主化」という観点から幕末維新史を概観し比較革命史の視座を折り込みながら一つの国家の特異ではない「民主化」の道程が描かれる。ペリー来航以前から「西洋」を認識し意思決定への回路を増やした幕府はその強さに安政の大獄といった近世史上最大の政治弾圧を敢行するも大老の暗殺によりむしろ揺らぐ。その後は「公議」と「公武」の間で揺れながら徐々に民主化への道を歩む。この過程は確かに西欧とは異なるも現代の自由民主主義国家としての日本の歴史であろう2024/04/18

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