出版社内容情報
大石学[オオイシマナブ]
著・文・その他/編集
内容説明
憐れとも愚かとも思えるまで自分を裏切らず、敢然と目的実現に突き進んだ男、そして女。歴史の表舞台から消えた侠ある人々の物語。
目次
明智光秀―二人の天下人に背いた「〓」の論理
ヴァリニャーノ―「〓」の心をもって日本での布教を進める
高山右近―権力者に屈せず、信仰を貫いたキリシタン武将
幡随院長兵衛―「〓」「〓客」イメージの原型、「町奴」「かぶき者」
佐倉惣五郎―社会的弱者を捨ておけず、自らと家族の「命」を犠牲に
柳沢吉保―「〓気」の人?迎合しない人、慎みの人
大石内蔵助―「忠義の士」たちを統制して目的を達成したリーダー
近松門左衛門―「義理人情」の葛藤を描いた文豪
日本左衛門―実在した大盗賊の「〓」、人品剛健の知能犯
川崎平右衛門―災害対応と復興にかけた生涯〔ほか〕
著者等紹介
大石学[オオイシマナブ]
1953(昭和28)年、東京都生まれ。1978年、東京学芸大学大学院教育学研究科(修士課程)修了、1982年、筑波大学大学院歴史人類学研究科(博士課程)単位取得。現在、東京学芸大学名誉教授。歴史学会会長・時代考証学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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