出版社内容情報
胎中 千鶴[タイナカ チヅル]
著・文・その他
目次
1 台湾のプロフィール―「友だち」はどんな「人」なのか(「行きたいところ」、「好きな国」;台湾は「南の小さい島」? ほか)
2 日本統治期の台湾―「ふたり」はなぜ出会ったのか(なぜ日本人はやってきたのか―1895年~1910年代;植民地とはどんなところか―1910年代~20年代 ほか)
3 戦後の台湾社会―「友だち」はどんな道を歩んできたのか(戦後の台湾社会で何が起こっていたのか―1945年~47年;台湾社会はなぜ民主化できたのか―1950年代~90年代 ほか)
4 現代の台湾社会―「友だち」はどんな明日を迎えるのか(自分たちの歴史をどうとらえようとしているのか;どんな社会をつくろうとしているのか ほか)
著者等紹介
胎中千鶴[タイナカチズル]
1959年生まれ。立教大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、目白大学外国語学部教授。専攻は台湾史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きくまる
1
Netflixの『辺校』を見て、白色テロの歴史を知らなかった私は軽くショック。今ちょっと流行中の台湾文学に触れる前に、少し台湾の歴史を押さえたくて手にとった本。わかりやすく台湾の歴史が解説されていて読みやすい。日本との関係も当然触れられているのだが、戦後のおじさま方の台湾に対する態度、私はなんとなく肌で感じていた。占領中の行いよりずっと恥ずかしい。民主化は、韓国同様、台湾も戦って手に入れたのだ。つくづく、私たち(の世代?)は、やってこなかったと感じる。必要なかったから?それは幸運なこと?2022/07/26
うどん氏
0
台湾をはじめて深く知りたいという人にオススメ。 台湾と日本の関係の内容が多く、これを読んでから、水野俊平の『台湾の若者を知りたい』を読むと今現在の台湾について深く知れると思う。2019/05/16