英米名作選集<br> E.A.ポー 黄金虫・落し穴と振子

英米名作選集
E.A.ポー 黄金虫・落し穴と振子

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  • サイズ B6判/ページ数 102p
  • 商品コード 9784389430047
  • Cコード C7383

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラガードー

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『落とし穴と振り子』。作中では、処刑されようとする主人公が、暗闇の獄中にある落とし穴と振子刃に恐怖・絶望しつつ、それらから逃れる流れが描かれている。とりわけ一人称で描写された点が、恐怖小説の技法として注目される。ポーは推理小説作家だが、本作は推理小説として扱わない方が良いだろう。どうやって処刑器具から逃れたかを推理するにしても、偶然により逃れた面もあり推理の余地が少ない。むしろ純粋に、振子刃による苦痛を伴った死が徐々に迫りくる恐怖を描写した作品と見るべきだろう。 2013/11/23

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