内容説明
表千家不審菴に伝えられてきた、利休の孫の千宗旦が語った「咄」も史料として用いることで、一次史料だけによる利休研究とは異なる新たな利休像を示す。
目次
序章
第一章 若き日の千利休
第二章 天下人の茶堂
第三章 天下一の茶人
第四章 晩年の千利休
第五章 千利休の自刃をめぐって
第六章 千利休と現代
著者等紹介
熊倉功夫[クマクライサオ]
1943年東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。同大学院博士課程修了。日本文化史専攻。文学博士。京都大学人文科学研究所講師、筑波大学教授、国立民族学博物館教授、林原美術館館長、静岡文化芸術大学学長を経て、現在、MIHO MUSEUM館長。国立民族学博物館名誉教授
原田茂弘[ハラダシゲヒロ]
1963年広島県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。同大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。日本文化史専攻、おもに茶道史を研究。表千家不審菴文庫主席研究員。茶の湯文化学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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