出版社内容情報
小林 登美枝[コバヤシ トミエ]
著・文・その他
目次
1 自我の形成期(幼年時代;少女時代;青春時代)
2 わが道への出発(塩原事件)
3 「青鞜」時代(「青鞜」の誕生;「新しい女」のルーツ;恋愛から共同生活へ;「青鞜」の終焉)
4 母性保護論争と新婦人協会(母性の苦悩からの出発;新婦人協会の活動)
5 平和と民主主義を求めて(新しいいぶきの中で)
著者等紹介
小林登美枝[コバヤシトミエ]
1916(大正15)年大阪市に生まれる。茨城県立土浦高等女学校卒。元毎日新聞記者。平塚らいてう自伝『元始、女性は太陽であった』の編纂に従う。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
44
【元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。/女性のなすことは今は只嘲りの笑を招くばかりである】 高校生の時よりお世話になった、懐かしきCentury books。なのですが、今は新装版ということで(あの緑ではなく)、赤を基調とした装幀になったのですねぇ……。らいてうの85年の足跡は、さながらに近代女性史。自伝『元始、女性は太陽であった』を書き上げる仕事を手伝った著者による入門書。年譜や参考文献、さくいんも。⇒2022/10/03
James Hayashi
21
平塚らいちょうの半生を追う。今から百年以上前に男と心中未遂を起こしているのには驚いた。自我へのこだわり。女性としての発露。ほぼ人生ブレずに一貫していることも筋金入りだ。2021/04/18
ロバーツ
0
リブレットに続いて平塚らいてうの伝記。2024/11/21
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