出版社内容情報
野上 素一[ノガミ モトカズ]
著・文・その他
内容説明
われわれは普通、ダンテ、シェイクスピア、ゲーテに近代文学の三つの頂点をみる。シェイクスピアもゲーテも十分研究されている日本では、今度はダンテを研究すべきである。
目次
1 ダンテの生涯―郷愁のダンテ
2 放浪の旅路の詩―『神曲』の中のイタリア
3 ダンテとローマ教皇―教皇への敬意と批判
4 ダンテの著作―詩人として、思想家として
5 ダンテと自然科学―中世からルネサンスへ
著者等紹介
野上素一[ノガミソイチ]
1910(明治43)年、東京に生まれる。東京大学文学部言語学科、ローマ大学卒。京都大学名誉教授。文学博士。元財団法人日本イタリア京都会館理事長。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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