出版社内容情報
今村 仁司[イマムラ ヒトシ]
著・文・その他
目次
1 アルチュセールの課題(思想の経験;フランスのマルクス主義;思想的課題)
2 アルチュセールの思想形成(フランスの科学哲学;マルクス主義の論争的状況)
3 アルチュセールの仕事(初期マルクス研究;弁証法研究;『資本論』研究;イデオロギー論)
著者等紹介
今村仁司[イマムラヒトシ]
1942(昭和17)年岐阜に生まれる。京都大学経済学部卒。同大学院博士課程修了。前東京経済大学教授。2007年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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クラウド
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科学哲学の時代、マルクスの思想に向かって、アルチュセールがどのように取り組んできたか。 恣意的な「マルクス主義」に陥らずに、マルクスを理解するということが求められ続けている。 党派性が付与され、権威的になれば、その分解釈は歪む。 我田引水でもなく、無批判でもなく、マルクスを読むこと。 そのアルチュセールの方法と実践が示される。2025/01/04
Take it
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バックボーンの科学哲学やフランス思想史の問題から始まって、アルチュセールの主な仕事について述べられている。呼びかけ、認識論的切断、G1,G2,G3など用語などについてもまとまって書かれている これをきっかけにアルチュセールに入門していきたい2023/03/27
Yuki
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再読。2022/01/17