出版社内容情報
鈴村 金彌[スズムラ キンヤ]
著・文・その他
内容説明
八歳でシェイクスピアを読み、一七歳で高等学校(シュペール・ギムナジウム)を首席で卒業するというように、ジグムント=フロイトは幼いころからその天分をきらめかせていた。しかし、学問上かれを有名にするような業績が真に実現されたのは、むしろ中年をすぎてからであった。これは、天才の生涯としては、めずらしいことである。しかも、かれのいわゆる「性的」な理論は、当時の社会から手きびしい反撃を受けた。そのうえ、かれがユダヤ人であったことは、その生涯をいっそう苦難に満ちたものにした。ナチスに故郷を追われ、異郷の地ロンドンでその生涯を閉じたのも、そのためであった。このような苦闘の生涯を通じてつねにかれをよく理解し暖かく包んでくれたのは、妻のマルタ=ベルナイスと娘のアンナであった。
目次
1 ジグムント・フロイトの生涯(フロイトの誕生;学生フロイト;若きフロイト;風雪に耐えた孤独の十年;輝ける精神分析学の開花;老いたフロイト)
2 フロイトの思想(フロイトの思想の特色;欲動―人間をゆり動かすもの;心的装置―パーソナリティ;無意識のうちに働く心のメカニズム;夢の分析と解釈;文化論)
著者等紹介
鈴村金彌[スズムラキンヤ]
1928(昭和3)年、静岡市に生まれる。1953年、東京文理科大学卒。心理学専攻。浜松商科短大講師、静岡県立教育研修所所員、信州大学教育学部教授、愛知学院大学教授を歴任。信州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
千恵蔵
yoyogi kazuo




