内容説明
本書は、世界の有名な大思想家の生涯とその思想を、当時の社会的背景にふれながら、立体的に解明した思想の入門書です。第1編の生涯編で、思想家の生涯を交友関係や、エピソードなどにもふれて、興味深く克明に記述、第2編では、その主要著書を選択して、概説とその中心となる思想を、わかりやすく紹介してあります。
目次
1 フィヒテの生涯(少・青年期の渇望;カント訪問;イェナ大学への赴任;ベルリンへの追放 ほか)
2 フィヒテの思想(根源となるもの;フランス革命後のヨーロッパとドイツの課題;知識学の根本思想;「自由」獲得のプログラム―「現象学」の成立 ほか)