感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hakootoko
6
再読。一読目おそらく「ふーん」くらいで読み飛ばしたのだろう。思想解説もしっかり整理されていてわかりやすいんだが、それより、スピノザの時代と生涯を分けて解説している前半がめちゃくちゃ面白い。17世紀オランダの複雑な政治状況とそれと重なるキリスト教派の対立と17世紀ヨーロッパにおけるユダヤ人の複雑な状況が語られる(思想背景の情報量!)。これ以上の詳細を知りたいと思わせるのだが世界史や政治や宗教やらの圧倒的知識のなさを感じざるをえないので、これを読んで一先ず満足しとく。あとスピノザがロックとタメなの今更知った。2021/10/20
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1
エチカの予習として読んだ。一章、二章ではスピノザの人生が描かれていてスピノザが生きた時代の空気感がわかった。三章は主著の引用をしながら彼の思想の説明がなされていた。哲学書の後ろにある解説を大量に読んだようで満足感があった。2024/09/21
むじな
0
自由とは、理性的であって、受動的でない事。2016/11/23
えむ
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スピノザの生涯と思想を概説。「神」という独特のタームからとっつきにくさを感じていたが、その印象は変わらず。2016/10/06
かむかむレモン
0
★★★。2012/09/20
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- 和書
- 信長を撃いた男