目次
第1章 青年の心理と課題(倫理と人生―『倫理』を学ぶ前に;青年期の特色―青春の闘い ほか)
第2章 古代ギリシャ哲学(古代ギリシャ人の精神―風土と神話;ギリシャ思想の源流―トロイとホメロスの世界 ほか)
第3章 ユダヤ教・キリスト教とイスラム(ユダヤ教の思想(その1)―神への絶対的信仰
ユダヤ教の思想(その2)―イスラエル思想と宗教の本質 ほか)
第4章 古代インドと仏教(古代インドの思想―輪廻と転生の世界観;ブッダ(その1)―悟りへの道 ほか)
第5章 古代中国の思想(古代中国の思想―礼の思想と諸子百家;孔子(その1)―学問のすすめ ほか)
著者等紹介
矢倉芳則[ヤクラヨシノリ]
1955(昭和30)年、札幌市に生まれる。学習院大学哲学科を卒業後、北海道立高等学校の教員となり、遠軽高校、札幌厚別高校、阿寒高校、札幌月寒高校、浦河高校に教諭、教頭として赴任する。その間、北海道高等学校「倫理」「現代社会」研究会事務局長、全国高等学校「倫理」「現代社会」研究会常任理事などを歴任し、現在、北海道高等学校「倫理」「現代社会」研究会副会長をつとめる。文部科学省検定教科書『新倫理』(清水書院)ほか、多数の教材を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
5
1テーマが8ページほどで完結するから飽きずに読める2019/02/01
ブナ太郎
2
現在、倫理を教えている高校は少なくなりつつある。なぜなら、ここ数年でセンター試験からその科目自体が消えるからだ(もしかしたらもうないかもしれない。詳しいことはよくわからないので、間違ってたらすいません)。だからと言って、倫理それ自体を学ばなくて良くなったのかと言えば、断じてそうではない。この本は、哲学者の言葉を分かりやすく紹介しながら、現代を生きる私達に役立つように、具体的な話を織り交ぜて解説している。 なにより、矢倉先生の「倫理」に対する熱意が感じられる。倫理とはなんぞ、昔の哲学者や思想家の考えたこと2006/12/05
lily
1
倫理の授業をする上で大変参考になった。続編に期待!2013/10/30