内容説明
日本人の暮しには、いつも緑茶があります。一仕事を終えて一服、これが気分をやわらげ、疲れを癒やす。それが生きる上で大切な“生活のリズム”をつくります。本書は何気なく飲んでいるお茶の素朴な疑問に答え、効用を平易に解説します。
目次
チャと茶の歴史と現代生活の中の茶
チャと茶園の管理
茶の加工
茶業の経営、茶の流通
茶の効用と楽しみ方
チャと茶のちょっといい話
著者等紹介
渕之上弘子[フチノウエヒロコ]
昭和5年東京府生まれ。25年共立女子専門学校生活科卒業。共立女子大学助手を経て26年埼玉県農業試験場茶業支場勤務。以後機構改革により埼玉県茶業研究所、埼玉県茶業試験場勤務。49年主任研究員、平成3年定年退職(専門調査員)。農学博士(北海道大学)。日本茶業技術協会技術賞、同茶業功労賞受賞。全国農業試験場長会表彰受賞。著書に「日本の茶樹と気象」、共著に「農業気象の実用技術」「日本作物学会五十年の歩み」「茶樹の開花と結実」「日本茶全書」
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