出版社内容情報
「和えもの」の全容をつかみ、自在に作りこなすための1冊
日本料理に欠かせない品でありながら、焼きものや椀ものに比べて光が当たることが少ない「和えもの」。
しかし、和える素材の下処理や、合わせる調味料(和え衣)の仕立てに無数のバリエーションがあり、日本料理の技術の真髄が詰まった料理といっても過言ではない。
本書は、1~2章で「ゴマ和え」と「白和え」の基本形と発展形を掲載。
3章~5章では主素材別に、伝統的な仕事あり、目から鱗のオリジナル和え衣ありのバラエティー豊富なレシピを紹介する。
巻末には「和え衣図鑑」も収録。
目次
1 ゴマ和え(大根そばの煎りごま和え;きのこと菊菜のすりごま和え ほか)
2 白和え(干瓢と大徳寺麩 ユリネ 栗 干し椎茸の白和え;あん肝と小芋、辛子豆腐和え ほか)
3 魚介の和えもの(アオリイカのからすみ和え;イカ明太和え ほか)
4 野菜、果物、豆の和えもの(三種和え 白ウリ、ミョウガ、蒟蒻;夏野菜の和え物 ほか)
5 肉の和えもの(アスパラと牛肉の黄身餡和え;鴨のがぜち和え ほか)