出版社内容情報
農園レストランの先駆けが贈る野菜料理100品と、地方でガストロノミーを貫くための方法論。
和歌山県岩出市に店を構えて20年。日々、畑で土にふれ、季節とともに暮らしを送る「ヴィラ・アイーダ」オーナーシェフ、小林寛司氏が生み出す料理100皿を、1年をかけて撮影した。
もはやイタリアンという枠では語りきることのできない自由闊達な品々に加え、料理人仲間や生産者との交流、畑の話、魅力的なレストランの作り方など、氏の経営論を余すところなく掲載する。
「ここにしかない野菜料理」と、「地方ガストロノミーの可能性」が詰まった一冊。
内容説明
和歌山県北部、岩出市で畑を耕し、野菜を育て、料理を作る。ヴィラアイーダの106皿と、日本のガストロノミーの未来像。
目次
新緑
向夏
盛夏
晩夏
秋暑
秋涼
秋麗
向冬
小寒
寒春
芽吹春
春陽々
農園より/OUR VEGETABLES
著者等紹介
小林寛司[コバヤシカンジ]
1973年和歌山県岩出市生まれ。兼業農家の長男。田畑を手伝い、あぜ道をかけ回って遊ぶ幼少期をすごす。大阪のイタリア料理店に勤務後、2004年に渡伊。各地を巡る中で、人々の食に対する考え方と情熱に忘れられないほど感動し、帰国。1998年、生まれ育った岩出市に「リストランテアイーダ」を開業。2007年客室を増築し、「ヴィラアイーダ」と改名。マダムの有巳さんとともに農園レストランの可能性を提案しつつ、さまざまな土地を訪ね、人に接し、その経験を料理に反映している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。