出版社内容情報
ハーブ・スパイス・発酵を駆使する、まだ見ぬ中国料理!
中国のいわゆる辺境地域で、少数民族が作り続ける郷土料理が、ここ数年、脚光を浴びている。
それら郷土料理の特徴である「フレッシュハーブ使いの巧みさ」と「スパイスの多様性」、そして「発酵食材の調理利用」という3点に注目し、85品のレシピを紹介した。
「中国四大料理」や「八大菜系」といった分類・定義から外れているがゆえに「見過ごされてきた中国料理の知恵」が凝縮した一冊。
内容説明
従来の料理区分「八大菜系」が見落としてきた、中国少数民族の食文化がおもしろい。私たちの味覚が追いつかない、異次元の中国料理83品。
目次
ハーブ中華(〓族レモン鶏;雲南ハーブオムレツ;アヒルの塩卵とニガウリの和え物 ほか)
発酵中華(茹でインゲンと淡水蟹の発酵喃〓;新生姜のドラゴンフルーツ果汁漬け;雲南山羊チーズ ほか)
スパイス中華(台湾風鴨のスパイス煮込み;戻し空豆の薬膳蜜煮;鴨のロースト~五味子ソース ほか)
著者等紹介
小山内耕也[オサナイコウヤ]
蓮香
中村秀行[ナカムラヒデユキ]
中国旬菜茶馬燕
水岡孝和[ミズオカタカカズ]
南方中華料理南三(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんさん
2
「見落とされてきた中華料理」たち。見たことない料理ばっかり。美味しそう! 久しぶりに三軒茶屋の発酵中華「香辣里 (シャンラーリー)」に行きたくなった!2025/03/05
Tatsuhito Matsuzaki
2
中国人の食欲&食文化を表現する言葉として「4本足のものは机と椅子以外、2本足のものは人以外、飛ぶものは飛行機以外、水中のものは潜水艦以外、なんでも食べる」というものがあります。 本書は、中国の特に少数民族ごとに受け継がれているいわば「見落とされてきた中国料理」を「ハーブ・発酵・スパイス」の3つの特徴で分類収録したものです。 私的には、発酵中華「魚卵の猛毒豆腐(湖南魚子豆腐)」と、スパイス中華「ネギ入りパリパリ大腸(脆皮肥腸)」が食べてみたいです。2019/06/22
栃司八兵衛
1
どの料理もとても美味しそうだが自宅では作れないなぁ。羊のモツとかどこで手に入れるんだ・・・2019/05/18
-
- 和書
- 美容はメンタルが9割