出版社内容情報
阪神・淡路大震災で被災した著者は、前著『地震の時の料理ワザ』で緊急避難時の食生活を再生活力の基本とした。
で、普段から省エネ・節電の調理に慣れておくのが一番と語る。調理の途中、洗ったフライパンをそのまま再加熱する。
が、ここでひと手間、水滴をよく拭いて調理に入る。鍋の蓋をぴったり閉じれば熱効率は2割アップ、つまり20%の省エネとなる。
要は合理的に料理するのが大事という。
さらに予熱(電子レンジ)と余熱(保温)をフルに活用するなら、加熱時間が短縮でき、省エネ・節電にプラス。
愉しく工夫する料理??これが節電レシピの基本だ。
【パパッとおかず篇】
★ササっと野菜編…かぼちゃの煮つけ/アスパラガスのぴりり和え/ふわふわ大根二種/長芋そうめん
★カンタン肉・魚編…茹で鶏/焼き豚&シンプルハム/さわらの味噌漬け
【パン・ごはん篇】おかず系のっけパン/フレンチトースト/ぱらぱらチャーハン/かんぴょう親子丼/煎り豆ごはん
【麺類・粉類・餅】お湯だけ焼きラーメン風/木酢そうめん/米粉のスープ
三種/かいもち(そばがき/ミネラルホットケーキ/フライパン焼きもち
【昔の知恵・乾物】切干大根のカルボナーラ風/高野豆腐の卵とじ/寒天
の中華サラダ/のりの佃煮パスタ/きな粉ドリンク
【缶詰・レトルト】ツナ缶のエスニックサラダ/サンマのかば焼き缶サラダ風/コーンビーフピラフ風/バーニャカウダ/トマトジュースガスパチョ
【著者紹介】
食育・料理研究家。神戸生まれの神戸育ち。同志社大学英文科卒業。高齢者に向けた、安全な調理法『炎のない料理システム』の普及活動に20年以上にわたり取り組んでいる。先の阪神・淡路大震災で被災し、その経緯から日常生活をベースとした“肩肘張らない”防災の普及をライフワークとして行っている。サカモトキッチンスタジオ主宰。
目次
パパッとおかず篇(ササっと野菜(かぼちゃの煮つけ;アスパラガスのぴりり和え ほか)
カンタン肉・魚(茹で鶏;タットリタン ほか))
パン・ごはん篇―わたしパン党・ごはん党(おかず系のっけパン;フルーツ系のっけパン ほか)
麺類・粉類・餅篇―ありもので愉しむ省エネクック(お湯だけ焼きラーメン風;木酢そうめん ほか)
昔の知恵・乾物篇―省エネでも大切な栄養補給(切干大根のカルボナーラ風;高野豆腐の卵とじ ほか)
缶詰・市販品篇―基礎調理をはぶいて省エネ(ツナ缶のエスニックサラダ;サケ缶マヨトースト ほか)
著者等紹介
坂本廣子[サカモトヒロコ]
サカモトキッチンスタジオ主宰。「台所は社会の縮図」として、食からの問題解決をめざす社会派料理研究家。家庭においては「台所育児」、教育の立場からは「五感で学ぶ体感食育・キッズキッチン」を実践する。NHK『ひとりでできるもん!』の生みの親。子ども博物館におけるハンズオン活動、ライフセービング教育、食のむらおこし、防災、介護、米粉の利用普及等のほか、農林水産技術会議委員など公職委員も多数つとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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