内容説明
本書では、フランスの地方でふだんにつくられてきたおそうざいを紹介。フォン(だし汁)などをほとんど使わずに素材の持ち味を生かした、「えっ?」と思えるくらいにかんたんなレシピをたくさん集め紹介しています。
目次
おそうざいがよりおいしくなる地方のお話
おそうざいレシピとワイン(ブルターニュ、ノルマンディ、北フランス;アルザス、ロレーヌ;ロワール、ブルゴーニュ;イル・ド・フランス;オーヴェルニュ、アルプス、リヨネ;南西部、バスク;プロヴァンス)
著者等紹介
大森由紀子[オオモリユキコ]
フランス菓子・料理研究家。学習院大学フランス文学科卒業。ものをつくり出すことが大好きだったこと、そしてフランス文化への憧れから、27歳の時に渡仏。パリのル・コルドン・ブルー、リッツ・エスコフィエ料理学校などで料理、お菓子を学ぶ。お菓子と料理の教室「エートル・パティス・キュイジーヌ」を主宰。リッツ・エスコフィエ料理学校の日本窓口も務める。料理やお菓子を通してフランスそのものがもつ文化も感じとりたいと、パリはもちろん、地方をめぐって取材。オリジナリティ豊かな視点から料理やお菓子を紹介している
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感想・レビュー
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更紗蝦
9
「鶏肉のオージュ谷風」は、りんごの産地のノルマンディの料理なだけあって、シードルとカルヴァドスを使って煮込んでいて、すごく地域性が出ているレシピだなぁと思いました。2016/12/07
Schunag
4
つい衝動買い。天気のいい休日につくるといい感じっぽい料理が多く、それらは白ワインとかシードルとかが合いそうな感じ(赤ワインっぽく夕食っぽいのもありますが)。個人的に塩豚を利用したレシピ多数なのがうれしい。2011/08/09
May
3
随分とつくらせてもらいました。カスレが旨い。ポークソテー・シャルキュティエ風もよい。カルボナードも。リヨンは失敗。等々、ワインのあてが多くて、炭水化物系が少ないのがよい(グラタン・ドーフィノアもおいしかったけど)。ただ、生クリーム50ccはやめてほしい(笑。使いきれないのだもの。魚系を試していないが、是非挑戦したい。2021/05/27
なみなみ
0
この本のレシピは、他のフランスのおそうざい系料理本に比べると作りやすいものが多かったです。気に入ったのは、「鶏肉のオージュ谷風」「カルボナード」「プティ・ポワ・フランセ」。プティ・ポワ・フランセはレタス丸々1個を美味しくいただけるし、優しい味で食べやすかったです。つぎは「カスレ」に挑戦だい!2012/06/27
shibatay
0
フランスの田舎が大好きなので、絵本のように楽しみながら読みました。さて作るぞ。2008/05/30