内容説明
むかしむかし、かか山にある岩から生まれたのは、石ダヌキのゴクウ。あばれんぼうのゴクウは、おしゃかさまのいかりにふれ、ごぎょう山にとじこめられます。五百年ののち、ゴクウは天じくへむかうサンゾウにたすけられ、おともをすることになりました。たびのとちゅう、ひとびとをこまらせるようかいのハッカイやサゴジョウをこらしめ、ふたりをたびのおともにしました。ところが、さあたいへん!サンゾウはようかいにねらわれ、つれさられてしまいました。ゴクウたちは、ようかいのおやぶん、りゅうま王のすみかにのりこみます。ついに、みんなで力をあわせてたたかい、りゅうま王をたおして、サンゾウをすくうことができたのです。