内容説明
揺れる眼差し、燃える想い…。清純可憐な乙女を描いて、いま人気最高の画家、おおた慶文の決定版少女画集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
148
なんでこんなにも、切なくて哀しくて寂しくて。でも、嬉しくて楽しくて優しくて。その真っ直ぐで澄んだ瞳は何を見つめているの。夢うつつ。ときに春風のようにほんのり温かさを感じられて、また俯いて。通り雨の土の匂いに夕べの物語を思い出して、また空を仰いで。ねえ蝶々、早く続きを聞かせて。一面の白い小花畑と青空はつながっているから。琥珀の湖と夕空もつながっているから。私の気持ちもきっと未来へとつながっているから。今日も春なのに。明日も春なのに。繊細で壊れやすく満天の星よりも煌めいている艶髪とその眼差し。おおた慶文画集。2023/04/23
双海(ふたみ)
19
つかれちゃったからね、再読したんだ。癒されたよー。少女はすみれの花の次に可愛らしい存在。2015/03/27
双海(ふたみ)
18
巻頭に藤村の「初恋」の詩があります。やさしい絵がたくさん。視線や細かなしぐさなど実に丁寧な仕事だと思いました。なんというか、写真で見る少女よりも、少女らしくていい感じ。こういう少女を自分の心の花園に住まわせたいと思いませんか。2015/02/27
くみん
15
当時、夫の勤務する会社のカレンダーがおおたさんの絵のカレンダーだった。得意先に大人気で、社員の分も配られてしまった。悔しいので画集を買った。今見ても、ピュアな少女に魅了されてしまう。2022年はおおた慶文カレンダーを飾ろうと思う(ちょっと気が早い(笑)) 2021/04/21
BlueBloodWOLF26
1
こんな少女を描きたい。描けたらと思って絵師とかじゃなく画家を目指した時期がある。色褪せない少女像がある。
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- 和書
- 金色の盃