内容説明
ホースクランの血族であるモングーンの族長の息子ビリは、ハーズバーク王ギルバトのもとで、戦士としての厳しい教育を受けて育った。１８歳になったビリのもとへ、父親ホワルーン発病の知らせが届く。幸い一命は取りとめたが、余命はいくばくもない。ビリは新しい族長としての地位を早く確立しなければならなかった。しかし、領内には不穏な空気が流れていた。モングーン族に異常な憎しみを寄せるミロス男爵、狂信的に民衆を煽動する神官スキロス、謎の放浪詩人クレイルーンツなど、様々な暗躍が始まっていた。
感想・レビュー
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スターライト
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モーグーン国をめぐる内紛を描いているのだけど、それなりにドラマがあって、軍人としての誇り・主君への忠誠・権謀術数・同盟と裏切りなど、なかなかの群像劇を繰り広げる。主人公であるはずのミロは登場しないのかと思いきや…物語は200ページ過ぎたあたりから急展開。舞台裏が表に出てきて、ラストまで一気読み。結局、合衆国再建めざす科学者グループや、ミロの行く末などが邦訳の途絶により楽しめなくて残念。2010/06/09
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- 和書
- 赤城山麓の旧石器
