内容説明
サンフランシスコでのセレーナとブラッドの結婚は愛と幸福に満ちていた。ただ、ブラットの母、マーガレットは、セレーナを嫁として認めようとはせず、その憎しみは消えることがなかった。そんなある日、ブラッドに軍隊から韓国行きの命令が下った。なぜか胸さわぎのするセレーナの不安は現実のものとなり、ブラッドは戦死してしまう。失意のセレーナを励まし力づけたのは、一人娘ヴァネッサの存在だった。マーガレットの冷たい仕打ちに、セレーナはモデルとして働きはじめ、やがて、ニューヨークでもトップ・モデルの地位を得るのだった。
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- 和書
- 聖書の暗号 新潮文庫