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内容説明
アルストーン公爵は、伯爵夫人デイジーとの情事に倦怠を感じていた。別邸でのパーティーでも刺激を求め趣向はエスカレートする一方である。ある夜、レディは仕立てられるかを巡り友人と大金を賭けてしまう。そして世間知らずのモデルとして修道院の付属学校を卒業した姪を迎える。ロレナは、牧師だった弟の一人娘で三年間で美しく成長していた。その上教養も高く、社交仲間にも臆さず次第に人気者になっていく。ロレナの清純さに打たれた公爵はデイジーに別れ話を切りだした。だが、逆上した彼女に銃を向けられる。
著者等紹介
カートランド,バーバラ[Cartland,Barbara]
1901年7月9日、イギリス生まれ。21歳でロマンス界にデビューして以来、500冊を超える作品を世界各国に送り出す。ロマンスの他に、歴史書や戯曲も手がけていた。政治キャンペーン、TV出演と幅広い分野での活躍が認められ、1991年、エリザベス女王より、爵位デイム(DAME)に叙せられた。2000年5月21日、ロンドンの自宅にて死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こえん
1
登場人物が多くてややこしい感じ、なぜ多いか分かるからいいけど…。しかし、男性陣って本当に下らないネタで賭けをするよ、ヒロインは両親の死後伯父に修道院経営のローマの学校を出たばかりなのにそれを利用するんだもん。今回もヒーローについては女性を見る目(愛人を選ぶ目か?)を疑うしかないし…。2009/07/18
くろうさぎ
0
賭けのために、修道院で勉学に励み卒業したての姪を、公爵の館へ連れて行く伯父。なんか最低な人たちの集まりです。しかし、不道徳の大人たちが、牧師の娘の言動、行動により、自己啓発されていくっていう、すごい話かな・・・?しかし、なんでみんな性格の悪い女を愛人にするのかな・・・?2013/05/27
みータン
0
清らかヒロインが好印象。堕落した上流社会に清らかな風を吹かせる展開が爽快でした。カートランド版の「マイ・フェア・レディ」。2011/06/11